或る音楽会のビジョン

1.幸せに生きるトライアングル

音楽を通じて〝生きるモチベーション〟〝社会との繋がり〟を創造する事を軸としたコンサートを行う事を目標にします。


その為に、下の図にある様な、演奏者、参加者、地域が〝音楽調整人〟によって支えられ、循環していく仕組みを構築していきます。

2.音楽調整人

音楽調整人(Music Servant Leader)とは、演奏者、参加者、地域の間に入り、それぞれの立場に寄り添いながら調整を行う人の事です。その役目を担うのは、主宰である松本佑紀がが確立していきたいと考えています。
公益財団法人音楽文化創造の〝地域音楽コーディネーター〟を生かしていきたい立場にもしていきます。
そしてこうした〝音楽調整人〟を担う人を増やしていく事を目標にします。


※用語解説
①サーバントリーダー(Servant Leader)とは…サーバントリーダーシップを行う者。アメリカのロバート・K・グリーンリーフが提唱した「リーダーである人は、まず相手に奉仕し、その後相手を導くものである」というリーダーシップ哲学。


②地域音楽コーディネーターとは…公益財団法人音楽文化創造が発行する資格。子どもから高齢者にいたるまで地域の人々に音楽の素晴らしさ、楽しさを経験できる機会を創出し、地域における音楽による文化振興を推進するために、音楽家や地域住民、さらに地方自治体や学校、企業、民間団体などの諸機関との連携を推進する役目を担うプロフェッショナル。

地域音楽コーディネーターについて
https://www.onbunso.or.jp/regional-music-coordinator/

3.みんなの音楽会

①どんなコンサート?

障がいを持つ方の生きるモチベーションにしたいコンサート。


①楽器が得意な利用者の発表の場をつくりたい

②楽器を触れた事のない利用者が〝練習の成果〟を発表する場にしたい

③主宰も裏方も楽しみたい!障がいを持っている方の演奏に混じりたい!!


この3つのコンセプトの基で開催できたらと考えています。

②なぜ障がいを持つ方を対象に?


基本理念の特徴として「高齢者、障がい者、子ども達、音楽が好きな人、音楽に触れた事のない人等、様々な人が〝同じ舞台〟に立つ事が出来る」としています。


障がいを持つ方を最初のプロセスにした理由は、主宰である松本が障がいを持つ方と多く関わってきた経験や、過去に施設内で開いたコンサートにあります。


その経験の中で、「健常者も障がい者も、誰もが様々な〝力〟を持っていて、誰もが周囲の様々な力に助けられて生きている。こうした〝力〟を引き伸ばしていきたいし、引き出してもいきたい。そして広げ、繋げていきたい」という思いを持つ様になったからです。


みんなの音楽会が〝誰もが主役になれる〟或る音楽会へ繋げる事を目標にします。

4.とっておきの音楽祭inたかまつ(仮)

「とっておきの音楽祭」とは、“障害のある人もない人も一緒に音楽を楽しみ、音楽のチカラで「心のバリアフリー」を目指す音楽祭”として20年前に仙台から始まりました。そこから様々な人達の輪となり今も全国各地で行われています。


実はこの音楽祭、私の住む香川県どころか、四国ではまだ開催された事がありません。仙台や世田谷など他の街では一つの街がステージとなっています。いつか四国の地にて、或る音楽会の理念に基づき、更に進化させた「とっておきの音楽祭」を開催する事を大きな目標にする事を考えています。


とっておきの音楽祭公式サイト
https://r.goope.jp/totteoki